会長あいさつ

工化会会長 伊藤 和宏
昭和57年学部、59年修士課程修了

 この度、令和5年(2023年)5月20日に開催致しました工化会(日本大学理工学部校友会工業化学部会)通常総会にて工化会役員改選が行われ、前会長 太田延幸様から工化会会長の職を引き継がせて頂くことになりました 伊藤和宏(昭和57年学部、59年修士課程修了) でございます。宜しくお願い申し上げます。

 まずは、前会長 太田様には、コロナ禍等で著しく社会環境が変化した中で、工化会の事業活動等にも影響が生じ、数々の運営における舵取りにご苦労されたことにご慰労と感謝を申し上げます。また、前監事 齋藤政久様におかれましても、理工学部校友会常任幹事として21年間ご活躍され、工化会では、40年以上の長きにわたりご尽力下さいましたことにご慰労と感謝を申し上げます。今後は、ご両名様とも「顧問」として、引き続き工化会の運営に携わっていただくことになりましたので、私自身を含め、工化会の運営に対し、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 工化会組織は、昭和13年(1938年)秋に当時の工業化学科(現 物質応用化学科の前身)に誕生した学生の会を母体として発足した同窓会です。会員数(=卒業生)は、2万3千人を超える同窓会となっております。物質応用化学科関係教職員、卒業生(大学院・学部・短大(化学系))、在学生の啓発・親睦をはかり、併せて物質応用化学科の発展に貢献することを目的として、会員の皆様と共に活動しております。会員の皆様におかれましては、常日頃から工化会の運営及び事業活動へのご理解ご協力を賜り、誠に有難うございます。

 さて、新型コロナ感染症法の位置づけが5類に移行され、毎年流行するインフルエンザと同じ扱いとなり、対策は個人に委ねられることになったことから、令和5年度の工化会通常総会は4年ぶりに対面で、委任状をご提出された会員の方(256名)を含め、336名の会員の皆様の出席で開催することができましたことに感謝申し上げます。また、各委員会で計画された事業活動に対し熱心にご審議いただきましたこと、活動に対し貴重なご意見等を頂きましたことに重ねて感謝申し上げます。なお、会員の皆様からのご意見は、活動内容の〝課題〟として取り組んでいく所存です。さらに、通常総会終了後、ホームカミングデーを含め、懇親会も4年ぶりに開催することができました。理工学部校友会会長をお招きすると共に、教職員、先輩、同期、後輩等の方々との再会でコロナ禍でのコミュニケーション不足と言われていた状況が一気に吹っ飛び盛大な宴となりました。ご準備いただきました庶務委員の方々お疲れさまでした。懇親会を通して、改めて人との交流の大切さを感じ、継続の必要性を感じました。

 令和5年度の工化会の活動は、例年と同様に会員名簿の整備、学科行事の後援活動や講演会等をベースに、新たな活動として、在学生にとって開かれた工化会を構築するために学生委員を募り、工化会のあり方・要望等の意見交換を予定しております。

 本ホームページは、同窓会ホームページとして、対教職員、対会員同士、対在学生との情報交換を活性化させることを目的として令和5年9月に開設いたしました。工化会の活動、会員情報、就職活動支援などの情報共有の場として活用していただくことで、工化会及び物質応用化学科の益々の発展に寄与できるものと確信しております。ホームページの開設をご存じでない会員の方がいましたら、「日大工化会」で検索を教えてください。宜しくお願いいたします。

 最後に、伝統のある工化会の「会長」を引き受けた以上、工化会の更なる発展に向け、微力ながら、精一杯努力してまいりますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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会則

物質応用化学科研究室の変遷

日本大学 理工学部校友会 創立70周年記念誌より

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